何でもないものを贈り合う何でもない日々の幸せ

私は一緒に暮らし始めて半年ほどになるパートナーがいます。付き合おうとか、好きだとか、そんな言葉はお互いになく、私は私で自分の家を持っています。しかし、元彼からのストーカーまがいのつきまとい行為をきっかけに、今の彼のところに転がり込みました。今では私は自分の家にはひと月に一度程度しか帰りませんし、彼も今職場を出たよという連絡を毎日くれたり、自然に2人の生活が始まりました。そんな私たちが暗黙のルールにしているのが、束縛しないこと、想いには想いで応えることです。そのためか、仕事で入れちがう時も、いつも何かしらの贈り物を買って帰ります。本当に何気ないものです。たとえば、コンビニで新しく出たお菓子だったり、彼は飲まないけど私が飲むブラックコーヒー、彼は飲むけど私は飲まないオロナミンCだったりです。私は毎朝あるいは毎晩、その小さな贈り物を見て涙ぐむほど嬉しくなります。恋人なのか、友人なのか、いつまで一緒にいられるのか、全くわからないけど、いつまでも、いつか離れても、何かを贈り合っていたいなと思います。ミュゼ ひげ